認定介護福祉士の役割と実践力

認定介護福祉士養成研修の目的

認定介護福祉士としての役割や使命を果たすために必要な知識・技術を獲得し、実践力を身につけた介護福祉士を養成する。

期待される役割

  • 介護職の小チーム(ユニット等、5~10名の介護職によるサービス提供チーム)のリーダーに対する教育指導、 介護サービスマネジメントを行い、介護サービスの質を向上させる役割

    (施設・事業所のサービスマネージャー)

  • 地域包括ケアを推進するため、介護サービス提供において他職種(医師、看護師、リハビリ職等)との連携・協働を図る役割

    (介護サービス提供における連携の中核となる者)

  • 地域における、施設・事業所、ボランティア、家族介護者、介護福祉士等の介護力を引き出し、地域の介護力の向上を図る役割

    (地域における介護力向上のための助言)

認定介護福祉士養成研修で獲得する総合的な力量

居宅・居住(施設)系サービスを問わず、多様な利用者・生活環境、サービス提供形態等に対応して、 下記を実践でき、介護サービスマネジメントを行い、地域包括ケアに対応できる。

十分な介護実践力
どのような利用者に対しても、最善の個別ケアの提供ができる。
リハビリテーション等の知識を応用した介護を計画・提供でき、利用者の生活機能を維持・向上させることができる。
認知症のBPSDを軽減させることができる。
障害特性に応じた介護が提供できる。
心理的ケア、終末期ケアを実践できる。
介護職の小チーム(ユニット等、5~10名の介護職によるサービス提供チーム)のリーダーへの教育・指導、介護サービスのマネジメントを行う力
介護職の管理・運用を行い、介護サービスマネジメントや人材育成に責任をもち、上司等にも働きかける。
介護計画に利用者や家族のニーズが反映されるようアドバイスをするとともに組織的に介護サービスが提供できるように取り組む。
介護の根拠を説明し、指導するとともに内省を習慣づける。
記録様式などサービス管理に必要なツールを改善・開発できる。
介護職チームの意識改革、サービスの提供方法や提供体制の改善、研修プログラムの編成等を行い、新しい知識・技術・実践をチームに浸透させることができる。
他職種やそのチームと連携・協働する力
他職種からの情報や助言を適切に理解し、介護職チーム内で共有し、適切な介護に結び付ける。
利用者の日ごろの生活状況と、それを踏まえた介護の実践内容を、論理立てて他職種に伝える。
利用者の状態像の変化に気づき、その状況を適切に他職種に伝え、連携を図ることで、利用者の状態像の悪化を最小限に止めることに寄与する。
地域とかかわる力
家族に対して、生活環境の整備、相談援助等ができることで、家族の不安を軽減し、適切なかかわりを支援する。
地域におけるボランティア、家族介護者、介護福祉士等への介護に関する助言・支援ができる。
施設・事業所の介護力を地域の人々のために活用できる。
介護に関する地域ニーズを把握・分析することができる。